30日、中山競馬場で行われた葉牡丹賞(2歳・1勝クラス・芝2000m)は、中団追走から直線での3頭による追い比べを制したW.ビュイック騎手騎乗の3番人気ヴィンセンシオ(牡2、美浦・森一誠厩舎)が、4番人気ゲルチュタール(牡2、栗東・杉山晴紀厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒8(良、2歳コースレコード)。

　さらにアタマ差の3着に1番人気リトルジャイアンツ(牡2、美浦・村田一誠厩舎)が入った。なお、2番人気ショウナンサムデイ(牝2、美浦・奥村武厩舎)は6着に終わった。

　勝ったヴィンセンシオは、父リアルスティール、母シーリア、その父キングカメハメハという血統。8月の新馬戦(新潟)に続く無傷の2連勝を飾った。勝ちタイム1分58秒8(良)は、19年11月30日にグランデマーレがマークした1分58秒9(良)を0秒1更新する2歳コースレコード。

【勝ち馬プロフィール】
◆ヴィンセンシオ(牡2)
騎手:W.ビュイック
厩舎:美浦・森一誠
父:リアルスティール
母:シーリア
母の父:キングカメハメハ
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着　ヴィンセンシオ　3人気
2着　ゲルチュタール　4人気
3着　リトルジャイアンツ　1人気
4着　パッションリッチ　10人気
5着　エンペラーズソード　6人気
6着　ショウナンサムデイ　2人気
7着　マーズオデッセイ　11人気
8着　シーソーゲーム　12人気
9着　ゴーゴータカシ　8人気
10着　スタイラスメソッド　5人気
11着　ヤコブセン　9人気
12着　エルムラント　7人気