17日、京都競馬場で行われた第10回京都ジャンプS(障害4歳上、JGIII・芝3170m)は、佐久間寛志騎手騎乗の5番人気{horse=2003109125:テイエムトッパズレ}(牡5、栗東・鹿戸明厩舎)が、スタートから先手を取り主導権を握ると、道中マイペースで運び、直線では2番人気ナイトフライヤーの追撃を1.3/4馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは3分33秒3(良)。さらに3馬身差の3着には1番人気のエイシンペキンが入っている。
勝ったテイエムトッパズレは、父テイエムオペラオー、母テイエムシャルマン(その父ステートリードン)という血統の鹿児島産馬。05年7月のデビュー戦を勝利で飾り、その後は勝ち星に恵まれなかったが、障害4戦目で勝利を挙げると、続くオープン戦で2着、昨年の京都ハイジャンプ(JGII)でも3着に好走していた。通算成績25戦3勝(うち障害12戦2勝、地方3戦0勝、重賞1勝)。
鞍上の佐久間寛志騎手は03年のデビュー以来、7回目の騎乗にしてJRA重賞初制覇。管理する鹿戸明調教師はテイエムダイオーで制した00年京都ハイジャンプ(JGII)以来、約7年半ぶりのJRA重賞制覇で通算では5勝目となった。
また、この勝利がテイエムオペラオー産駒のJRA重賞初制覇となっている。