現地時間17日、英・ニューバリー競馬場で行われたロッキンジS(4歳上、英G1・芝8f、11頭立て)は、L.デットーリ騎手騎乗の1番人気クレカドール Creachadoir(牡4、英・S.ビンスルール厩舎)が、フェニックスタワー Phoenix Towerに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分38秒70(良)。さらにクビ差の3着にはタリーク Tariqが入った。
勝ったクレカドールは、父King's Best、母Sadima(その父Sadler's Wells)という血統の愛国産馬。半兄に昨年の凱旋門賞(仏G1)2着のユームザイン Youmzain(父Sinndar)がいる。前走のドバイデューティフリー(首G1)こそ8着に敗れたが、これまでG1では07年仏2000ギニー(仏G1)2着、愛2000ギニー(愛G1)2着、香港マイル(香G1)2着など惜しいレースが続いており、7回目の挑戦にして悲願のG1初制覇を飾った。通算成績14戦4勝(重賞4勝)。