菊花賞2025に出走予定のゲルチュタール(今年8月撮影、ユーザー提供:たろさん)
土曜の東京は芝が良→稍重、ダートが稍重だった。日曜まで雨が降り続くので、馬場はこれからどんどん悪くなる。芝は直線に限ると外伸び傾向が顕著。位置取りに関係なく、渋太く脚を使える馬を狙いたい。ダートは先行ベターだが、速い上がりを使える馬なら中団以降からでも届くか。
同じく京都は芝ダートともに良だった。ただ、こちらも東京と同じく、土曜夕方から雨が降り続く。相当な道悪になる可能性も考えたい。芝は脚質に関係なく、道悪巧者に注意。ダートは高速決着が濃厚なので、逃げ先行馬同士の決着が増えるだろう。
同じく新潟は芝ダートともに良だった。ただ、日曜はレースが始まる頃から雨が降りそうなので、徐々に馬場は悪化する。芝は土曜の段階では内目も使えていたが、徐々に外伸びになるか。ダートはシンプルに逃げ先行有利の見立てでいいだろう。
【注目馬】
東京11R・
アドバンスファラオ…米国血統らしい
スピードタイプ。最内枠からハナを奪えるようなら、高速馬場を味方に粘り込めていい。
京都11R・
ゲルチュタール…ここ2戦の走りで、世代屈指のスタミナは証明済みだ。重だった前々走の勝ちっぷりから見て、雨も大歓迎。追える坂井瑠星騎手の手腕も味方に大仕事!
新潟11R・
ブーケファロス…この舞台で3勝クラスを制した実績あり。前々走のアイビスSDは直線で進路なし、前走のオパールSは展開不向きと不完全燃焼が続くが、直千マイスターの鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて巻き返しだ。