【有馬記念】シャフリヤールが史上初の偉業に挑戦 21年日本ダービー馬が2年9カ月ぶりの勝利なるか

2024年12月20日 12:15

21年の日本ダービーを制したシャフリヤール(21年5月撮影、ユーザー提供:川合絢三さん)

 最年長の日本ダービー馬として意地を見せるか。古豪のシャフリヤール(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)が有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)でGI・3勝目を目指す。

 シャフリヤールは父ディープインパクト、母ドバイマジェスティ、母の父Essence of Dubaiの血統。母は10年の米G1・BCフィリー&メアスプリントの勝ち馬。半兄のアルアインは17年の皐月賞と19年の大阪杯の覇者。甥のアルナシームは今年の中京記念を制している。

 ここまで17戦4勝。3歳時に毎日杯で重賞初制覇。続く日本ダービーでは4番人気だったが、皐月賞馬のエフフォーリアをゴール前でハナ差捕らえて世代の頂点へ。そして4歳時にはドバイシーマクラシックでGI・2勝目を挙げた。しかし、その後は10連敗中。GIに限ると8戦して2着2回、3着2回、4着1回、5着3回。一度も掲示板を外していないが、惜しくも勝利には手が届いていない。

 今回は5着だった昨年に続き、2年連続2回目のグランプリ参戦となる。2年9カ月も勝利から遠ざかっているが、前走のBCターフが3着だから衰えはない。日本ダービー馬が6歳でGI制覇となれば、データが確認できる84年以降で史上初の偉業。年下の日本ダービー馬2頭、ドウデュースとダノンデサイルを下しての戴冠を期待したい。

※タイトルに一部誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。

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