昨年8月に老衰のため、31歳で日本軽種馬協会静内種馬場において死亡したイシノサンデーの墓碑が、北海道新ひだか町の桜舞馬公園(オーマイホースパーク)に完成し、13日、同馬の慰霊祭が執り行われた。
生産者の服部牧場、静内種馬場の遊佐場長及びスタリオンスタッフ、静内軽種馬生産振興会の畠山会長らが参列し、静内神社の神事により同馬の死を悼んだ。
サンデーサイレンスの2世代目産駒として生まれた同馬の現役時代は皐月賞、京都金杯、ダービーグランプリなど22戦6勝。現役引退後の1999年から日本軽種馬協会下総種馬場で種牡馬生活をスタートさせ、七戸、九州、静内の各種馬場で2016年まで供用され、報知グランプリCなど南関東の重賞3勝イシノファミリーや、岩手競馬の白菊賞を勝ったカントリーウーマンなどの活躍馬を遺したが、自身を超えるような産駒には恵まれなかった。