フラムドパシオンが2年2か月ぶりに出走

2008年05月29日 15:00

 6月1日に東京競馬場で行われる11R・富嶽賞(1000万下、ダート1600m、16時20分発走)の出走馬が29日にJRAより発表され、06年3月のUAEダービー(首G2)以来戦列を離れている{horse=2003102835:フラムドパシオン}(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)が内田博幸騎手騎乗で出走することがわかった。

 フラムドパシオンは、父クロフネ、母がJRA1勝のカーリーパッション(その父トニービン)という血統。伯母に96年オークス、97年天皇賞・秋(いずれもGI)を制したエアグルーヴ、従姉妹にアドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯-GI・2回)、ポルトフィーノ(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)がいる。

 05年7月のデビュー戦(福島・芝1700m)を勝利し、続く2戦は敗れたが、初ダートとなった4戦目の2歳500万下(中山・ダート1800m)で後続に2.4秒差をつける大差勝ちを収めると、続くヒヤシンスS(OP)も快勝。ドバイに遠征したUAEダービーでは、後の米年度代表馬インヴァソール Invasor(4着)に先着、勝ったディスクリートキャット Discreet Catから1.2秒差の3着に入り、世界レベルの実力を見せた。しかし、同年5月に右前脚の屈腱炎を発症し、長期休養に入っていた。18日のテレビ埼玉杯(東京・ダート1600m)、24日の4歳上1000万下(東京・ダート1400m)に出馬投票を行っていたが、多頭数のためいずれも抽選除外となり、今回が約2年2か月ぶりの出走となる。通算成績6戦3勝(うち海外1戦0勝)。

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