友道厩舎の
パーティハーンは23年セレクトセール1歳で2億9700万円(税込み)の高額で落札された素質馬。昨年10月のデビュー戦は惜しくも首差の2着に敗れたが、中2週で出走した未勝利戦は逃げて5馬身差の圧勝。その後は放牧を挟み、このレースに向けて乗り込んできた。友道師は「調教では目立つタイプではないけど、順調にきている。ようやく体もしっかり動けるようになってきた。まだまだ良くなりそうだね」と成長力に期待する。
中山への舞台替わりにも不安はない。「
パワーがあるタイプで(直線の)坂も大丈夫そう。前々の競馬が合っているし(前走と同じ)コーナー4つの舞台がいいと思う」と歓迎した。父
ウートンバセットはデビューから5連勝で10年の仏G1ジャンリュックラガル
デール賞を制覇。名門の素質馬がここから連勝でクラシックの大舞台を目指す。