1日、福山競馬場で行われた新設重賞・西日本グランプリ(4歳上、ダート1800m、1着賞金150万円)は、赤岡修次騎手騎乗の1番人気{horse=2002103127:スペシャリスト}(牡6、高知・田中守厩舎)が、3番手追走から力強く伸びると、3番人気スマイリングフィル(兵庫)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒0(稍重)。さらに1/2馬身差の3着に6番人気リワードパットン(兵庫)が入った。
同レースは福山競馬初のサラブレッド系交流重賞で、近畿・中国・四国・九州地区との交流競走。上位3頭を他地区からの遠征馬が独占し、地元・福山所属馬は2番人気ナムラベンケイの4着が最高だった。荒尾から参戦のテットウテツビは7着。
勝ったスペシャリストは、父スペシャルウィーク、母ファイアーテン(その父Green Dancer)。従姉に米G1・11勝の名牝Serena's Songがいる血統。05年1月に栗東・崎山博樹厩舎からデビューし、JRA23戦3勝の成績で昨年春に高知へ移籍。12月の高知県知事賞(高知)で重賞初制覇を飾った。その後、佐賀記念(交流GIII)5着、名古屋大賞典(交流GIII)6着など交流重賞でも善戦を見せ、前走のオグリキャップ記念(笠松)で重賞2勝目を挙げていた。通算成績40戦9勝(うちJRA23戦3勝、重賞3勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。