左から田中博康調教師、福田洋行氏、坂井瑠星騎手(c)netkeiba
2024年度のJRA賞授賞式が27日、都内で開催された。最優秀ダートホースに選出されたレモンポップ陣営はゴドルフィンの福田洋行氏らが登壇。受賞の喜びを語った。
同馬は父Lemon Drop Kid、母Unreachable、母の父Giant's Causewayの米国産馬。24年初戦のサウジCは12着に敗れたが、帰国初戦のさきたま杯では1.2倍の支持に応え快勝。南部杯ではフェブラリーSを制したペプチドナイルを下し、チャンピオンズCではJBCクラシック覇者ウィルソンテソーロをハナ差退け連覇を達成した。レース後には引退式が行われ、今後は北海道日高町のダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスで種牡馬になる。
福田氏は「2年連続で素晴らしい賞を頂けてうれしい」と笑顔。種牡馬としての今後について聞かれると、「様々な距離で勝った。1400、1600、1800と距離の限界を常に越えてきた。また我々の想像を超える活躍をしてほしい」と言葉に力を込めた。