中山芝2000メートルの
ブルーマエストロはタイムこそ平凡だが素質を感じさせる勝ち方だった。スローペースで好位から3角過ぎに押し上げ、先頭に立つと直線は外を伸びた
インパクトシーと叩き合い。内から盛り返し、最後まで加速して1馬身差で勝ち切った。伯父に09年朝日杯FS、10年
ジャパンC覇者
ローズキングダム。バラ一族から新たなスター候補が誕生した。
 中京ダート1800メートルは
インディゴが勝ち名乗り。20年ベルモントSを含め、米G1を4勝したティズザロー産駒のJRA初勝利となった。好位のインから直線、外に出して4馬身差の快勝。操縦性と脚力が光った。
 開幕週の小倉からは将来性を見込んで芝2000メートルで勝ち上がった
ドーギッドにA評価。縦長の展開で後方から押し上げ長くいい脚を使って差し切った。まだまだ粗削りだが伸びしろを十分に残している。