【地方競馬】転入初戦のキリンジがぶっちぎりで重賞初制覇!

2025年01月29日 18:28

 第69回金盃を制したキリンジ

 「金盃・S2」(29日、大井)

 キリンジが圧巻の強さで悲願の重賞V。混戦の中、1番人気に応えて6馬身差のぶっちぎりだ。2着に8番人気のミヤギザオウが入り、上位2頭に「第70回ダイオライト記念・Jpn2」(3月12日・船橋)への優先出走権が与えられた。3着には逃げた5番人気のヒーローコールが粘り込んだ。

 3頭の先行争いを離れた位置で見ながら課題の折り合いに専念したキリンジが、4角手前で外をまくって一気にエンジン全開。ライバルたちをまとめて飲み込むと、あとは独壇場。し烈な2着争いを尻目に6馬身差の圧勝劇。兵庫からの転入初戦。交流を含めて12度目の重賞挑戦は2着3回、3着5回のうっぷんを“のし”をつけて晴らした。

 昨年のJBCクラシック(3着)に続くコンビとなった笹川翼は今年の重賞初V。「少し仕掛けが早いと思ったけど、追い切りに乗ってスタミナがあるのは分かっていたので、そこを最大限に生かしてあげようと。感触通りでホッとしています」と好判断も光った。

 23日の報知グランプリC(キングストンボーイ)に続く2週連続重賞Vの渡辺和師は「こういうインタビューは何度やってもいいですね」とご満悦だ。この後は権利を取ったダイオライト記念を視野に調整。「使うとしたらキングストンボーイと2頭になるかな。メテオポリスも次は良くなると思うし、これからは使い分けが難しくなりますね」とうれしい悲鳴。とはいえ、その表情は明るいままだった。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。