4連勝を目指すナムラローズマリー(23年12月撮影、ユーザー提供:Dヘリオスさん)
昨夏から3連勝中のナムラローズマリー(牝4、栗東・羽月友彦厩舎)が、土曜小倉11Rの巌流島ステークス(4歳上・3勝クラス・芝1200m)でオープン入りを狙う。
ナムラローズマリーは父ミッキーアイル、母ナムラストロベリー、母の父ヨハネスブルグの血統。叔父のナムラカメタローは20年の佐賀記念の覇者。曾祖母のニフティニースは91年の関屋記念とセントウルSの勝ち馬。一族からはシンゲンやニフティダンサーなどの重賞ウイナーが出ている。
ここまで7戦3勝。デビューから4戦連続で2着だったが、昨年6月の函館の未勝利(芝1200m)で待望の初勝利を挙げた。そこから1勝クラスの長万部特別、2勝クラスのHBC賞と破竹の3連勝。洋芝に加え、武豊騎手が選択した逃げる競馬も合ったのか、一気に出世の階段を駆け上がっていった。
今回は約半年ぶりの実戦となる点がカギだが、スピードは3勝クラスでも通用するはず。ここも突破して、芝短距離路線のニューヒロインに上り詰めてほしい。