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重賞2勝の8歳馬ヴェルトライゼンデが左前脚屈腱炎で現役を引退 3冠馬コントレイルと同期 20年ダービー出走の現役馬はウインカーネリアン1頭のみに

2025年02月08日 15:29

 ヴェルトライゼンデ=2024年5月

 日経新春杯で10着に敗れた重賞2勝馬ヴェルトライゼンデ(牡8歳、栗東・池江)が左前脚屈腱炎の再発で現役を引退することが8日、明らかになった。所属するサンデーサラブレッドクラブがホームページで発表した。今後は北海道のノーザンホースパークで乗馬になる予定だ。

 同馬は父ドリームジャーニー、母マンデラの間に誕生した黒鹿毛馬。19年に小倉でデビューし、続く萩Sで2連勝を飾ると、ホープフルSに果敢に参戦してコントレイルから1馬身半差の2着に敗れた。翌年は始動戦のスプリングSで2着に入り、皐月賞8着、ダービー3着、菊花賞7着とクラシック3冠を“皆勤”。脚元の不安を抱え、何度も長期休養があったが、不屈の闘志で乗り越え、22年鳴尾記念、23年日経新春杯と重賞を2勝し、22年ジャパンCでも3着に入るなど、息の長い活躍でファンを喜ばせた。

 同馬の引退により、コントレイルの制した20年ダービー出走馬で中央で現役を続けているのは、17着で現在短距離路線で活躍中のウインカーネリアン(牡8歳、美浦・鹿戸)の1頭のみとなった。ウインカーネリアンは今年のシルクロードSで3着に入り、三浦とのコンビで高松宮記念(3月30日・中京)への出走を予定している。

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