9日、東京競馬場で行われた第75回東京新聞杯(4歳上・GIII・芝1600m)は、後方待機から直線で一気に各馬を差し切った菅原明良騎手騎乗の3番人気ウォーターリヒト(牡4、栗東・河内洋厩舎)が、中団から脚を伸ばした2番人気ボンドガール(牝4、美浦・手塚貴久厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒6(良)。

　さらに1/2馬身差の3着に16番人気メイショウチタン(牡8、栗東・本田優厩舎)が入った。なお、1番人気ブレイディヴェーグ(牝5、美浦・宮田敬介厩舎)は4着に終わった。

　勝ったウォーターリヒトは、父ドレフォン、母ウォーターピオニー、その父ヴィクトワールピサという血統。前走の京都金杯ではクビ差届かずの2着だったが、今回は見事に差し切って重賞初制覇を果たした。3月に定年の河内洋調教師にとっては18年平安S(サンライズソア)以来、7年ぶりのJRA重賞勝利となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆ウォーターリヒト(牡4)
騎手:菅原明良
厩舎:栗東・河内洋
父:ドレフォン
母:ウォーターピオニー
母の父:ヴィクトワールピサ
馬主:山岡正人
生産者:伏木田牧場

【全着順】
1着　ウォーターリヒト　3人気
2着　ボンドガール　2人気
3着　メイショウチタン　16人気
4着　ブレイディヴェーグ　1人気
5着　マテンロウスカイ　10人気
6着　セオ　8人気
7着　シャンパンカラー　11人気
8着　オフトレイル　9人気
9着　オールナット　5人気
10着　ジュンブロッサム　6人気
11着　ジオグリフ　7人気
12着　コラソンビート　13人気
12着　ゴートゥファースト　12人気
14着　ゾンニッヒ　14人気
15着　サクラトゥジュール　4人気
16着　ラーグルフ　15人気

＜東京新聞杯ダイジェスト＞

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