池江泰寿調教師=栗東=が12日、管理馬の動向について明らかにした。11日のクイーン賞・Jpn3を勝ち、8戦8勝とした
オーサムリザルト(牝5歳、父
ジャスティファイ)は今後、昨年は無念の取り消しとなったBCディスタフ・G1(11月1日、米国・
デルマー競馬場)を最大目標にローテーションを組む。池江師は「(クイーン賞は)何の不安もなく見られました。仕上がりは今の(キャンプで調整段階の)大谷翔平さんくらいの感じでした。リフレッシュして、1回1回ケアしないといけない馬なので、逆算して考えていきます」とコメントした。
また、昨年のマイルCSを勝ち、中山記念・G2(3月2日、中山)に出走を予定している
ソウルラッシュ(牡7歳、父
ルーラーシップ)はドバイ・ターフ・G1(4月5日、メイダン競馬場)の招待を受諾した。「受諾はしましたが、メンバーもありますけど、何よりも中山記念で1800メートルにどう対応するかを見てからですね」とドバイ遠征は結果を踏まえて判断する構え。
同じく中山記念を浜中騎手で出走予定の
ボッケリーニ(牡9歳、父キングカメハメハ)はその後、日経賞・G2(3月29日、中山)に転戦する予定。転厩してきた
ムルソー(牡4歳、父
レイデオロ)は総武S(3月9日、中山)に向かう。