C・ビーズリー騎手騎乗のゴールデンヴェコマ(右)がゴール前で菅原明良騎手騎乗のシンフォーエバーを交わす(カメラ・高橋 由二)
◆サウジダービー・G3(2月22日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1600メートル=9頭立て)
日本勢は3頭が出走したが、勝利には届かず。昨年の
フォーエバーヤングに続く連覇はならなかった。
今年は日本から菅原明良騎手騎乗の
シンフォーエバー(牡3歳、栗東・森秀行厩舎、父コンプレキシティ)、坂井瑠星騎手騎乗の
ミストレス(牝3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父
キズナ)、西村淳也騎手騎乗の
ミリアッドラヴ(牝3歳、栗東・新谷功一厩舎、父
ニューイヤーズデイ)の3頭が出走していた。
惜しい2着に入った
シンフォーエバーは序盤からハナ争いに参戦。4コーナー手前では後続を突き放す展開に持ち込んだが、直線は外から猛追してきたC・ビーズリー騎手騎乗の
ゴールデンヴェコマ(牡3歳、UAE・Aビン・ハルマシュ厩舎、父ヴェコマ)との叩き合いに敗れ、1馬身3/4馬身差の2着でフィニッシュした。勝ち時計は1分38秒18。
海外の2頭が出走を取り消しているためレースは9頭立てで行われ、他の日本勢は
ミストレスが4着、
ミリアッドラヴが7着に敗れている。
このレースで日本調教馬は20年(当時のレース名はサンバサウジ
ダービーカップ)の
フルフラット、21年の
ピンクカメハメハ、24年の
フォーエバーヤングと3勝していた。