【日経賞】「白毛のアイドル」9歳のハヤヤッコ レース史上最高齢Vなるか

2025年03月28日 11:45

昨年のアルゼンチン共和国杯を制したハヤヤッコ(24年11月撮影、ユーザー提供:るるるりさん)

「白毛のアイドル」ハヤヤッコ(牡9、美浦・国枝栄厩舎)が、日経賞(4歳上・GII・芝2500m)で重賞4勝目を狙う。

 ハヤヤッコは父キングカメハメハ、母マシュマロ、母の父クロフネの血統。祖母は白毛一族の祖として知られるシラユキヒメ。ソダシやママコチャはいとこ、近親にはメイケイエールがいる。

 ここまで43戦7勝。2歳のデビュー当初は芝を走っていたが、4戦目からダートに切り替え、3歳時のレパードSで重賞初制覇。4歳時にブラジルC、5歳時にスレイプニルSを制するなど、ダート中距離路線で活躍した。そして6歳時に芝に再転向。その年の函館記念で白毛馬では初となる芝ダート両方でのJRA重賞制覇を達成している。その後は勝利に手が届いていなかったが、前々走のアルゼンチン共和国杯で2年4カ月ぶりの白星をゲット。前走の有馬記念こそ折り合いを欠いて15着に大敗したが、まだまだ衰えはない。

 無事これ名馬というべき記録もかかる。日経賞の最年長制覇は98年のテンジンショウグン、05年のユキノサンロイヤルの8歳。ハヤヤッコが勝てば史上初の9歳馬Vとなる。また、JRAの2〜3歳の世代限定重賞勝ち馬が9歳で平地重賞制覇となれば同じく史上初。年下のライバルを倒し、記録尽くめの勝利となることを期待したい。

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