3月29日(土)は中山・阪神・中京の3場開催。28日正午の馬場状態は、中山が芝ダートともに良、阪神が芝稍重・ダート重、中京が芝ダートともに不良となっている。
■日経賞に菊花賞馬
アーバンシックが登場
中山11Rは芝2500mの日経賞(GII)。
アーバンシックは昨年のセントライト記念、菊花賞を強い競馬で連勝。一気に世代のトップホースの座に上り詰めた。有馬記念は瞬発力勝負になって敗れ、課題を露出する格好になったが、ここでは実績が断然上。ここを勝ってGI戦線に弾みをつける。対するは、京都大賞典・ステイヤーズSとGIIを連勝している
シュヴァリエローズ、強豪が揃った前走の京都記念で2着に入った
リビアングラスなど。
■毎日杯で
リラエンブレムが無傷の3連勝を狙う
阪神11Rは芝1800mの毎日杯(GIII)。
リラエンブレムは新馬戦を快勝すると、前走シンザン記念でも4角9番手から一気の差し切り。2馬身半差の完勝劇で重賞初制覇を飾った。今回は距離延長が鍵だが、無傷の3連勝でさらなる飛躍を狙う。対するは共同通信杯4着から巻き返しを狙う良血馬
ネブラディスク、京成杯4着から巻き返しを狙う
キングノジョーなど。
■伏竜Sで
ルクソールカフェが4連勝を狙う
中山10Rはダート1800mの伏竜S(OP)。GI級を3勝した
カフェファラオの全弟
ルクソールカフェは黒竹賞で完勝すると、続くヒヤシンスSも上り3F35.1秒の鋭い差し脚で快勝。2走前に圧勝している中山の1800mなら、58kgの斤量でも4連勝の期待が高まる。対するは同距離の前走を3馬身差で楽勝した
イムホテプ、阪神で5馬身差圧勝の
メイショウズイウンなど。
■君子蘭賞で
マジカルフェアリーがOP4着の実績活かす
阪神9Rは芝1800mの君子蘭賞(3歳・1勝)。
マジカルフェアリーは2走前の新潟2歳Sで4着。前走の萩Sでは6頭立てで4着と物足りないところはあったが、相手も強かった。今回は実績上位。5ヶ月ぶりの実戦だが、力を示す可能性は十分だ。対するは阪神芝で未勝利を3馬身差圧勝の
ルクスジニア、除外明けも同距離の新馬戦を制した素質馬
マトラコーニッシュなど。
■三木ホースランドパークJSで
ディナースタが障害OP初勝利を狙う
阪神8Rは芝3140mの三木ホースランドパークJS(OP)。
ディナースタは障害初戦を快勝すると2戦目のOPでもハナ差2着。障害馬としての素質を見せている。3戦目で更に慣れも見込め、障害OP初勝利が期待される。対するは障害初戦で勝利を挙げた平地重賞馬の
ヒートオンビート、前走でOP快勝の
トーアモルペウスなど。
■中山4Rで
ハナズゴールの仔
ミスブランニュデイがデビュー
中山4Rは芝1800mの3歳未勝利戦。現役時に豪G1オールエイジドSを勝った
ハナズゴールの仔で
ロードカナロア産駒の
ミスブランニュデイが北村友一騎手でデビューする。対するは重馬場のデビュー戦で既走馬相手に2着だった
サクラファレルなど。
■阪神5Rで
マドモアゼルアスクが初勝利を狙う
阪神5Rは芝2000mの3歳未勝利戦。現役時にGI3勝を挙げた
ストレイトガールの仔
マドモアゼルアスクが3戦目での初勝利を狙う。ここには
キタサンブラックの半弟
アルマデオロや
キタサンブラック産駒で初戦3着の
レクスノヴァスなども出走する。
■節目の勝利までわずか
・松岡正海樹騎手はJRA通算900勝まであと1勝、中山で4鞍に騎乗。
・泉谷楓真騎手はJRA通算100勝まであと2勝、中京で3鞍に騎乗。
・A.シュタルケ騎手はJRA通算100勝まであと3勝、中京で8鞍に騎乗。