今年からアーリントンCは「チャーチルダウンズC」に 名前が変わってもレースの役割は変わらず

2025年04月03日 11:00

昨年のアーリントンCを制したディスペランツァ(c)netkeiba

 今週末の5日(土)は阪神競馬場でチャーチルダウンズカップ(3歳・GIII・芝1600m)が行われる。昨年まではアーリントンカップの名前で実施されていたが、由来となったアーリントンパーク競馬場は2021年に廃止。22年からはチャーチルダウンズ競馬場で交換競走を行っており、今年からレース名が変更されることになった。

 チャーチルダウンズ競馬場は米国・ケンタッキー州のルイビルに位置する。1875年に開場した歴史ある競馬場で、ケンタッキーダービーの舞台。ブリーダーズカップもこれまで9回開催されるなど、アメリカでも有数の競馬場として知られる。アーリントンパーク競馬場で行われていた阪神競馬場との交換競走は、ハンシンステークス(Hanshin Stakes)の名前でチャーチルダウンズ競馬場に移設。22年にはのちにBCダートマイルを連覇するコディーズウィッシュ(Cody's Wish)が制している。

 慣れ親しんだタイトルは今年から変わるが、レースの役割が変わることはない。ローテーションの見直しで施行時期こそ2週間繰り上げられたが、上位3頭にNHKマイルCへの優先出走権が与えられるのも同じだ。今年は16頭がエントリー。昨年のサウジアラビアRCを制したアルテヴェローチェを中心に、朝日杯FSときさらぎ賞でともに3着のランスオブカオスなどが出走を予定している。新たなレース名のもと、大舞台に名乗りをあげる3歳馬はどの馬だろうか。

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