◆ドバイ・ワールドC・G1(4月5日、メイダン競馬場・ダート2000メートル)＝4日、同競馬場

　海外G1連勝を狙うフォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)は、坂井瑠星騎手を背にダートコースで最終調整。活気ある身のこなしで、さっそうと駆け抜けた。見届けた矢作調教師は「とにかく、変わりなく順調に来ました。何より、それが一番です」と満足げな表情を浮かべた。

　サウジCでロマンチックウォリアーとの一騎打ちを制し、今回は王者として臨む。矢作師は「やっぱりタフですね。この馬の一番の長所かもしれない。目標とするレースに合わせて使える」と、改めて感嘆。「やることはやりました」と力を込めた。