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【大阪杯】史上初連覇のベラジオオペラ、次走は宝塚記念へ 横山和生騎手「順調に、無事にいってほしい」

2025年04月07日 06:30

ベラジオオペラ(手前)を連覇に導き、左手を挙げて喜ぶ横山和(カメラ・岩崎 龍一)

◆第69回大阪杯・G1(4月6日、阪神競馬場・芝2000メートル、良)

 第69回大阪杯・G1は6日、阪神競馬場で行われ、2番人気のベラジオオペラ(横山和)が従来の記録を1秒0も更新するコースレコードでレース史上初の連覇を果たした。速い流れを好位から抜け出す完勝。京都開催の昨年は3着に敗れた宝塚記念(6月15日、阪神)で春の国内中距離G1連勝に挑む。6戦5勝の戦績で臨んだ1番人気のシックスペンスはラストで失速して7着に敗れた。

  仁川の直線に2年連続で凱歌をとどろかせた。ベラジオオペラが最後に待ち構える急坂をものともせず力強く伸び続けた。残り200メートル付近で前を行くホウオウビスケッツをパス、先頭でゴール板を駆け抜け、レース史上初の連覇を成し遂げた。「完璧!」と馬上で言葉を弾ませた横山和。「今日は強い競馬を見せてくれた」とパートナーの首筋に抱きつき、たたえた。

 電光掲示板に赤くともった「レコード」の4文字。コースレコードを1秒0も更新した事実が、昨年よりもパワーアップしたオペラを物語った。「読めていた流れ」と鞍上。デシエルトがつくった1000メートル通過57秒5は、17年のG1昇格後では最速(2番目は22年の58秒8)。それでも慌てるそぶりは一切なく、相棒を信じるだけだった。

 レースのイメージは横山和、上村調教師ともに「ホウオウビスケッツを見る形で」と一致。速い流れをものともせず3、4番手の先行策から直線で抜け出す“横綱相撲”で勝ち切った。「スタートが上手で欲しいポジションが取れる。やりたいレースをかなえてくれる馬」と鞍上は操縦性の高さと自在性に賛辞を惜しまない。

 上村調教師が加えた最後の“スパイス”も実った。自ら騎乗した1週前追い切りに物足りなさを感じ、当週にもCWコースで横山和を騎乗させ、7ハロン98秒2―11秒1と普段よりも負荷をかけ「今週の追い切りが終わってスイッチが入った。勝負できるところまで持ってこられた」とトレーナーは胸を張った。

 順調なら、次に見据えるのは、G1・2勝を含む4戦全勝の阪神で行われる宝塚記念(6月15日)。今年から2週間、開催時期が早くなったのも暑さに弱いオペラにとっては好材料だ。「順調に、無事にいってほしい」と横山和。連覇がドバイ組不在だからと言わせない。春のグランプリで中距離路線最強を証明する。(戸田 和彦)

 ◆ベラジオオペラ 父ロードカナロア、母エアルーティーン(父ハービンジャー)。栗東・上村洋行厩舎所属の牡5歳。北海道千歳市・社台ファームの生産。通算12戦6勝。総獲得賞金は8億2370万2000円。主な勝ち鞍は大阪杯・G1(24年)、スプリングS・G2、チャレンジC・G3(ともに23年)。馬主は林田祥来氏。

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