新冠町の日高軽種馬共同育成公社で行われた調教VTR撮影(c)netkeiba
5月20日にJRA札幌競馬場で行われる北海道市場トレーニングセール上場予定馬の調教VTR撮影とアナボリックステロイド検査用採血が8日、新冠町の日高軽種馬共同育成公社で行われた。この日、採血を行ったのは56頭。うち53頭(牡34頭、牝19頭)が1周1200mのダートトラックコースを使い、ゴール前1ハロンの時計を計測した。
この日、もっとも速いタイムを記録したのは
フォーウィールドライブ産駒の「
ユメカスミの2023(牡、母の父
エイシンフラッシュ)と
タワーオブロンドン産駒の「
カクテルフォンテンの2023(牝、母の父ルールオブロー)」の2頭が記録した10秒9。前者はおじに昨年のオールカマー2着、函館記念3着
アウスヴァールがいる血統で、母の
ユメカスミは佐賀3勝馬。後者は半兄に南関東4勝
エダマメがいる血統で、母カクテルフォンテンは東海公営11勝。4代母には快足を武器に新潟3歳Sを勝った
マリキータがいる血統だ。
なお、
キタサンブラック産駒「
エジル2023(牡、母の父Stormy Atlantic)」は11秒0。この日、タイムを計測した牡馬の中では最速タイムを記録した。