連勝を目指すダノンピクチャー(25年2月撮影、ユーザー提供:zatsumuさん)
セレクトセールで高額取引された
ダノンピクチャー(牡3、美浦・田中博康厩舎)が、土曜中山9Rの山藤賞(3歳・1勝クラス・芝2000m)で連勝を狙う。
ダノンピクチャーは父
ドゥラメンテ、母ファイナルスコア、母の父Dylan Thomasの血統。母は14年の伊G1・リディアテシオ賞、叔母の
シーオブクラス(
Sea of Class)は18年の愛G1・愛オークス、英G1・ヨークシャーオークスの勝ち馬。近親には
サトノグランツや
ワーケア、
ダイアナブライトなどの活躍馬がいる。23年のセレクトセール1歳では1億5500万円(税抜)で取引された。
ここまで2戦1勝。24年11月のデビュー戦は惜しくも2着だったが、今年2月の未勝利で初勝利を手にした。まだ動き切れていない印象が強く、完成はまだまだ先かもしれないが、1勝クラスなら素質上位だろう。
勝てば日本ダービー
トライアルへの出走が見えてくる一戦。値段にふさわしい走りで、通過点とすることを期待したい。