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【地方競馬】復活!メイショウハリオが4角先頭の強気なレースで4度目のビッグタイトルを奪取 浜中は「うれしくてうれしくてたまらない」と満面の笑み

2025年04月09日 21:47

 川崎記念を制したメイショウハリオと浜中(右)

 「川崎記念・Jpn1」(9日、川崎)

 3番人気の8歳馬メイショウハリオが4角先頭から強力ライバルたちを完封。4個目のビッグタイトルを手にした。3/4馬身差の2着に6番人気のディクテオン。1番人気の4歳馬サンライズジパングは不利もあって3着に敗れた。

 力の限り、喜びを全開させた。「久しぶりにメイショウハリオと勝てて、うれしくてうれしくてたまらないです」-。浜中は満面の笑みで超満員のスタンドに向けて思いのたけをぶつけた。

 後方にいたディクテオンが、淡々とした流れを壊すように外から一気にまくって出た2周目の向こう流し。これに呼応するように中団待機のメイショウハリオも上昇を開始。3角過ぎでディクティオンが先頭に躍り出ると、これを外からスッとかわして早めに4角先頭。直線も懸命な左ステッキにパートナーを鼓舞。これに懸命に応える8歳馬。盛り返してきたディクテオンを3/4馬身差封じ込めた。

 「きょうは状態もいいと感じていたので、これなら一気に行っても大丈夫だと思って(ペースが上がっていった時に)付いて行った。最後まで気を抜くことなくハミを取ってくれたし、かわされないように必死に追いました」と、約2年ぶりの待望の白星に主戦は汗をぬぐった。

 22、23年の帝王賞連覇、23年のかしわ記念Vと実績では断然の存在。その力をまざまざと見せつけた復活劇だった。昨春のサウジ遠征は歩様の乱れから出走を取り消すハプニング。その時に後肢を痛めた影響から、なかなか本来の姿を取り戻すまでに時間を要した。それでも秋のJBCクラシックで2着するなど地力は示してきた。「ここまでサポートしてくれた厩舎スタッフは素晴らしい。ハリオも強い精神力で一生懸命走ってくれた。頭が下がります」と改めて、主戦はパートナーをたたえた。

 岡田師も同じだ。「よく復活してくれました。衰えを感じることもなく偉い馬です。褒めてやりたいですね。うれしいです」と感慨深そうに目を細めた。このあとは「平安S(5月24日・京都)か、かしわ記念(5月5日・船橋)だけど、あくまでも馬の状態次第。うまくケアしていきたい。まだまだ頑張ってくれると思いますよ」。老いてますます盛ん。春のビッグ戦線に頼もしい一頭が戻ってきた。

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