皐月賞の裏で波乱は生まれるのか 荒れ模様の福島牝馬S

2025年04月14日 08:00

メイショウオスカル(撮影:下野雄規)

 今年の福島牝馬ステークス(4歳上牝・GIII・芝1800m)は皐月賞デーに行われる。近年は土曜に定着していた一戦。他場で重賞が行われる日に開催されるのは11年以来で14年ぶりとなる。

 11年は東日本大震災の影響で、福島競馬の開催中止にともない新潟競馬場で施行された。雨が降り続く中で行われたレースは、最内枠に入った9番人気のフミノイマージンが後方から突き抜けて2馬身差で勝利。うれしい初重賞制覇となった。2着は5番人気のコスモネモシン、3着には3番人気のソウルフルヴォイスが入った。3連単は9万6220円と比較的高配当となった。

 11年以前に他場で重賞が行われる日に開催されたのは今から20年前。勝ったのは1番人気のメイショウオスカル。前半1000mが63秒0の超スローペースを味方につけて、番手追走から3馬身差の完勝を収めた。しかし、2着は14番人気のスターリーヘヴン、3着は4番人気のレクレドール。3連単は28万410円の波乱となった。

 実は近10年も福島牝馬Sはよく荒れている。3連単の配当を見ると、20年は227万8000円の大万馬券。さらに15年、16年、21年の3回も6桁配当となっている。史上初めてGIの裏で行われる今年も波乱となるのか、レースの行方に要注目したい。

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