第42期生育成調教技術者養成研修の修了式が行われる(c)netkeiba
公益財団法人軽種馬育成調教センター(草野広実理事長)が行う「育成調教技術者養成研修」の第42期生の修了式が18日、北海道浦河町の「うらかわ優駿ビレッジAERU」で行われた。厩舎作業や騎乗訓練、座学など多岐にわたる1年間の研修を無事に終了させ、この日、晴れてホースマンとしての第一歩を踏み出したのは全国から集まった19歳から29歳までの21名。
この研修制度は、競走馬の育成調教に必要な技術と知識を有する人材を養成し、就労の支援を行うことにより生産・育成牧場の経営基盤の安定、強化を図ることを目的とするもの。過去の修了生の中にはJRA調教師となった者や牧場経営者になった者もいる。式辞で草野理事長は「将来の夢を持っていただきたい。その夢を実現させるためには何時までに、何が出来るようになっておかなければならないのか。ここで基礎をしっかり学んだみなさんはそれが出来ると思います」と修了生たちにエールを送った。
これら第42期の修了生は、全員が牧場への就職を決めている。