美浦Wで長めからしっかり追われたヘデントール(撮影・園田高夫)
「天皇賞(春)・G1」(5月4日、京都)
ダイヤモンドSで重賞初制覇を飾った
ヘデントールは23日、美浦Wで
レッドキングリー(3歳1勝クラス)と併せ馬。8Fから追われる意欲的な内容で、序盤は僚馬を3馬身半ほど前に見る形で進んだ。速いペースのなかでも楽に追走して迎えた直線は、力強いフットワークで伸びて併入。6F77秒5-35秒8-12秒0と文句なしの好時計を出した。
前走から2カ月半ぶりの実戦。楠助手は「結構体に余裕があったので、1週前にしっかりやっておこうということに。ここからいい変化をしてくれたら」と今後の変わり身に期待を寄せる。2走前の菊花賞で2着と、初めての長距離戦でいきなり好結果を出した。「折り合いに問題はない。跳びが大きく、左右の
バランスに課題があるので左回りの方がベターだけど、外回りで広いコースなので」と京都外回りの舞台を歓迎した。