現地時間5日、米・モンマスパーク競馬場で行われたユナイテッドネイションズS(3歳上、米G1・芝11f、8頭立て)は、E.カストロ騎手騎乗の6番人気プレシャスパッション Presious Passion(セン5、米・M.ハートマン厩舎)が、ストライクアディール Strike a Dealにクビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分13秒88(稍重)。さらに1.1/4馬身差の3着にはエキターブル Equitableが入り、1番人気シャンゼリゼ Champs Elyseesは6着に敗れた。
勝ったプレシャスパッションは、父Royal Anthem、母Princesa's Passion(その父Marquetry)という血統の米国産馬。これまで07年WLマクナイトH(米G2)、07年クリフハンガーS(米G3)、08年パンアメリカンH(米G3)などを制しており、今回がG1初制覇となった。通算成績29戦8勝(重賞4勝)。
なお、管理する女性調教師M.ハートマンにとってはこれがG1初制覇となった。