4月26日(土)は東京・京都・福島の3場開催。25日正午の馬場状態は、東京が芝良・ダート稍重、京都と福島が芝ダート共に良となっている。
■青葉賞で
ファイアンクランツが日本ダービーへの出走権を狙う
東京11Rは芝2400mの青葉賞(GII)。
ファイアンクランツは札幌2歳S3着、メンバーが揃っていた東京スポーツ杯2歳Sで4着と、ここでは実績上位。2走前のゆりかもめ賞2着でスタミナは証明済み、この東の登竜門で重賞初タイトルを狙う。対するは前走で出遅れや外へ持ち出す時に大きなロスがありながらも、桁違いの決め手で楽に差し切った
エネルジコ、距離延長の前走2200m未勝利を楽勝した
レッドバンデなど。
■天王山Sで
ドンアミティエが3連勝を狙う
京都11Rはダート1200mの天王山S(OP)。
ドンアミティエはりんくうS、大和Sと強い競馬で連勝。特に2走前のりんくうSは中団からの差し切りで、レースに幅が出た印象だ。ここも勝ってOP3連勝なるか。対するは2走前から内容が良くなっている
ボナンザ、条件戦を連勝してここへ臨む
ルクスメテオールなど。
■福島中央テレビ杯で3戦連続2着の
ワンダーキサラが2勝クラス卒業を狙う
福島11Rは芝1200mの福島中央テレビ杯(2勝)。
ワンダーキサラはこのクラスで3戦連続2着。当然能力は上で、今度こそこのクラスを卒業する。対するは前走で鮮やかに逃げ切った
アイノセンシ、前走1勝クラスで力強く差し切った
アスティスプマンテなど。
■鎌倉Sで
ストレングスがOP入りへ前進
東京10Rはダート1400mの鎌倉S(3勝)。
ストレングスは現級へ昇級後、4→3→2着と成績を上げている。強力な同型がいないここは一気の逃げ切りを狙う。対するは昇級初戦でも勢い十分のヴァンドーム、前走銀蹄S2着の
エストレヤデベレンなど。
■観月橋Sで
ジンセイが勝ってOP入りを狙う
京都10Rはダート1900mの観月橋S(3勝)。
ジンセイは2走前に初ダートで圧勝すると、前走は強敵相手に2着。3着には3馬身差を付けていて、このクラスでは力上位明白だ。勝ってOPへ。対するは8戦連続馬券圏内と堅実な
ハギノサステナブル、ダート初挑戦の
ギャンブルルームなど。
■石和特別で
ユキワリザクラが連勝を目論む
東京9Rは芝1800mの石和特別(2勝)。
ユキワリザクラは前走2勝クラス2着と好内容。東京1800mでの鋭い差し脚はここでも脅威だ。対するは渥美特別3着
ブエナオンダ、近6走すべて掲示板の
ヤマニンガラッシアなど。
■東京6Rで
タガノビューティーの全弟
タガノバビロンが2勝目を狙う
東京6Rはダート1600mの3歳1勝クラス(1勝)。
タガノバビロンはデビュー勝ち後、カトレアSでは6着に敗れたが、間隔をとって臨んだ前走の1勝クラスで2着。全兄に
タガノビューティーがいる血統で、成長力もありそうだ。ここで2勝目を狙う。対するは休み明けも新馬戦が強かった
リアライズカミオン、伏竜Sが好内容だった
ゴールデンクラウドなど。
■京都4Rで
オールザワールドが障害重賞へ弾みをつける
京都4Rはダート3170mの4歳上障害オープン(OP)。
オールザワールドは昨秋の東京ハイジャンプ3着後の休養明けだが、三木ホースランドJS勝ちの実績が光る。重賞へ向けて弾みをつける。対するは京都で障害OP勝ちの
インディゴブラック、堅実駆けの
トランシルヴァニアなど。
■節目の勝利までわずか
・C.ルメール騎手はJRA通算2000勝まであと1勝、東京で7鞍に騎乗。
・A.シュタルケ騎手はJRA通算100勝まであと2勝、東京で6鞍に騎乗。