13日、阪神競馬場で行われた第13回プロキオンS(3歳上、GIII・ダート1400m)は、赤木高太郎騎手騎乗の7番人気(単勝22.6倍){horse=2002105212:ヴァンクルタテヤマ}(牡6、栗東・安田伊佐夫厩舎)が、好位追走から早めに抜け出すと、外から追い込んだ1番人気ワイルドワンダーの追撃を1馬身抑え優勝した。勝ちタイムは1分22秒0(良)。さらに3/4馬身差の3着に4番人気サンライズバッカスが入った。
勝ったヴァンクルタテヤマは、父フォーティナイナー、母が99年スパーキングレディーC(交流GIII)3着のフラワータテヤマ(その父ブライアンズタイム)という血統。04年8月にデビューし、これまでに昨年の室町S(1600万下、京都・ダート1200m)などを勝っている。前走の欅S(OP)は2着で、今回は重賞初出走だった。通算成績16戦6勝(重賞1勝)。
鞍上の赤木高太郎騎手は兵庫競馬出身(87年デビュー)で、00年の初騎乗以来JRA重賞初制覇。管理する安田伊佐夫調教師は、昨年のエルムS(GIII、メイショウトウコン)以来となるJRA重賞制覇で、通算25勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。