13日、盛岡競馬場で行われた第9回オパールC(3歳、芝1700m、1着賞金250万円)は、吉田稔騎手騎乗の3番人気{horse=2005102429:カクテルラウンジ}(牝3、大井・村上頼章厩舎)が、中団追走から直線で鋭く伸びると、逃げ粘る2番人気ウィンエヴリー(岩手)を1/2馬身差交わし優勝した。勝ちタイムは1分46秒1(良)。さらに2馬身差の3着に6番人気テンショウベスト(岩手)が入り、1番人気リュウノツバサ(岩手)は7着に終わった。
勝ったカクテルラウンジは、父タニノギムレット、母ランニングヒロイン(その父サンデーサイレンス)。半兄に昨年のラジオNIKKEI賞(GIII)2着のスクリーンヒーロー(牡4、美浦・鹿戸雄一厩舎、父グラスワンダー)、従兄に06年中山大障害(JGI)、今年の中山グランドジャンプ(JGI)を制したマルカラスカル(牡6、栗東・増本豊厩舎、父グラスワンダー)がいる血統。
07年7月にデビューし、3戦目で初勝利。昨年の東京2歳優駿牝馬(南関東G1)は3着と好走し、今年はJRAにも遠征。2月の春菜賞(500万下、東京・芝1400m)では6着に入っていた。しかし、近走は精彩を欠き、前々走の東京プリンセス賞(南関東G1)は勝ち馬から4.0秒差の14着、前走の若竹賞(B3、大井・ダート2000m)は勝ち馬から5.1秒差の12着と大敗が続いていた。通算成績11戦3勝(うちJRA2戦0勝、重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。