15日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで、セレクトセールの2日目が行われた。
2日目は165頭(15頭が欠場)の当歳馬が上場され、うち124頭が落札。売り上げ総額は44億7150万円(昨年49億5800万円)。平均価格は3606万円(同3756万円)、落札率は75.2%(同75.0%)で、総額、平均価格はいずれも昨年を下回る数字となった。
注目のディープインパクト産駒は、ビワハイジの2008(牡)を“トーセン”の冠名で知られる島川隆哉氏がこの日の最高価格となる2億2000万円で落札したのをはじめ、アドマイヤモナークの半弟・スプリットザナイトの2008(牡)を近藤利一氏が1億2500万円、キャプテントゥーレの半弟・エアトゥーレの2008(牡)をグローブエクワインマネージメント(有)が1億円でそれぞれ落札し、この日上場されたディープインパクト産駒18頭すべてが落札された。
その他の注目馬では、ロゼダンジュの2008(牡、父クロフネ)を多田信尊氏が1億3500万円、ウオッカの全妹・タニノシスターの2008(牝、父タニノギムレット)をダーレー・ジャパン(株)が1億500万円でそれぞれ落札している。
セール最終日となる16日も当歳馬が上場。トゥザヴィクトリーの2008(牡、父シンボリクリスエス)、シルクプリマドンナの2008(牡、父ディープインパクト)などに注目が集まる。
※価格はすべて税抜