「オークス・G1」(25日、東京)
新緑の府中で行われる牝馬クラシック第2弾。頂点に立つのは桜花賞馬か、2歳女王か、それとも新たな台頭があるのか-。データ班が導き出した答えは、2歳女王
アルマヴェローチェの逆転戴冠だ。1冠目の桜花賞が悔しい首差負け。雪辱を果たすとともに、世代の牝馬最強を証明することができるか注目だ。
▼傾向(過去10年)
牝馬クラシック第2弾。桜花賞馬の成績は10着、不出走、13着、1着、不出走、1着、8着、1着、1着、2着。
▼人気
1番人気〈6・2・0・2〉
2番人気〈1・3・3・3〉
3番人気〈3・0・1・6〉
4番人気〈0・1・1・8〉
5番人気〈0・0・1・9〉
1番人気の信頼度は高め。勝ち馬全頭が3番人気以内と大荒れは期待薄。
▼所属
美 浦〈5・6・1・62〉
栗 東〈5・4・9・85〉
東西ほぼ互角。
▼
ステップ 桜花賞〈7・5・7・63〉
忘れな草賞〈2・0・1・9〉
フ
ローラS〈1・3・1・36〉
スイートピ〈0・1・0・10〉
勝ち馬全頭、馬券圏内30頭中27頭が桜花賞、忘れな草賞、フ
ローラS経由。
▼前走内容
勝ち馬9頭が3着以内かつ、負けても0秒2差以内。同8頭が2番人気以内に支持されていた。
▼キャリア
勝ち馬全頭が3〜6戦で、同8頭が4着以下なし。
▼実績
勝ち馬9頭に重賞Vもしくは忘れな草賞勝ちがあった。
▼馬体重
勝ち馬9頭が前走時に馬体重474キロ以下。大型馬は苦戦傾向。
▼決め手
逃 げ〈0・0・0・10〉
先 行〈1・5・1・29〉
差 し〈7・4・7・64〉
追 込〈2・1・2・44〉
逃げ馬の勝利は04年
ダイワエルシエーロが最後で、過去10年は馬券圏内ゼロ。勝ち馬全頭が前走の4角を4番手以降で通過。また、同8頭がメンバー3位以内の上がりをマークしていた。
▼注目馬 全項目をクリアした馬はおらず、
アルマヴェローチェが唯一の減点1。2歳女王が桜花賞2着から逆転での樫制覇となるか。(記録室)