3歳未勝利に出走予定のシュネルケーニヒ(今年4月撮影、ユーザー提供:しろとらさん)
21年のNHKマイルCを制したシュネルマイスターの半弟となるシュネルケーニヒ(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が、土曜東京5Rの3歳未勝利(芝2000m)で初勝利を狙う。
シュネルケーニヒは父キズナ、母セリエンホルデ、母の父Soldier Hollowの血統。母は16年の独オークス馬。半兄のシュネルマイスターは21年のNHKマイルCなど重賞を3勝している。また、近親のサリオスは19年の朝日杯FSなど重賞を4勝。ともに現在は種牡馬として活躍中だ。
ここまで1戦0勝。4月の中山のデビュー戦は6着だったが、既走馬相手に加え、後方からの競馬になったことも考慮すれば、悲観する内容ではなかった。2戦目の今回はもう少し追走も楽になるはず。鞍上のD.レーン騎手も心強く、ガラリ一変で初勝利となることを期待したい。