「日本ダービー・G1」(6月1日、東京)
祖父キングカメハメハ、父
ドゥラメンテとの親子3代ダービー制覇を狙う。青葉賞2着の
ファイアンクランツは22日、佐々木を背に美浦Wで併せ馬。6F85秒0-38秒0-12秒0を計時し、
デュアルウィルダー(4歳2勝クラス)と併入した。堀師は「前走後の実質1本目の時計で、特段ダービーだから特別なことをするというわけではなく、普段と全く一緒です。上積みはありませんが、心肺機能は整っているし、現状維持のなかで順調に来ています」と説明する。
昨年7月の札幌新馬戦以来のコンビ結成となる佐々木は「2歳の頃よりシンプルに
パワーがついたなという印象。走りに対して真面目になってきましたね」と成長を感じ取る。「自分がデビューしたばかりの頃、ダービーに乗ることは全く考えられなかった。G1の中でも別格だと思うので、依頼を頂けてすごく感謝しています」と初騎乗の祭典に意気込んだ。