新種牡馬デビューJRA勝利一番乗りは? 過去5年の馬を紹介

2025年06月07日 08:45

キトンインザスカイ(c)netkeiba

 今週から2歳戦がスタートする。注目は何といっても新種牡馬。そこで近5年のファーストシーズンサイアーの中で、最初に初勝利を挙げた種牡馬を紹介する。

 20年はドゥラメンテ産駒のアスコルターレが阪神で勝ち上がり。この馬は10月のもみじSで産駒初のオープン勝ちを果たしている。続く21年はアメリカンペイトリオット産駒のブレスレスリーが小倉でV。そして22年はサトノダイヤモンド産駒のダイヤモンドハンズが中京マイルで新馬勝ち。続く札幌2歳Sでも3着に健闘したが、その後の故障でクラシックは断念せざるを得なかった。

 さらに23年はブリックスアンドモルタル産駒のテラメリタが阪神マイルでデビュー勝ちを決めた。父は社台ファームが中心となって導入した米年度代表馬。一方、母系は祖母がエアトゥーレ、曾祖母がスキーパラダイスだから、社台ファームの自慢の良血馬だった。そして昨年はシスキン産駒のキトンインザスカイが新馬V。種付け中の事故のため、1年目の産駒登録数は僅かに7頭だったが、そこから初勝利一番乗りを果たし、多くの関係者に「シスキン産駒は走る」と印象付けたのだった。

 今年も新種牡馬は粒揃いだ。レース格はコントレイルだが、ダートではクリソベリル、短距離からマイルではダノンスマッシュやインディチャンプも期待大。さらには仏2歳G1勝ち馬のヴァンゴッホ、米G1覇者のミスチヴィアスアレックスも楽しみだ。まずはどの種牡馬の産駒が最初に勝ち上がるのかに注目して、2歳戦を楽しみたい。

【今週デビュー予定の新種牡馬産駒】

・土曜阪神5R
ホワイトフレイムス(父ポエティックフレア)

・土曜東京5R
フィールドアピール(父ベンバトル)

・日曜阪神5R
サンタカリス(父マテラスカイ)
ジューンマロン(父ダノンキングリー)
トライアンフパス(父ベンバトル)
リヒトミューレ(父ポエティックフレア)

・日曜東京5R
ホワイトドラゴン(父ダノンキングリー)

・日曜東京6R
コパノカーター(父タニノフランケル)
シーグルロス(父フィレンツェファイア)
ルーチェフィオーレ(父ポエティックフレア)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。