横綱相撲で押し切るクロワデュノール(右から2頭目)=撮影・石湯恒介
「日本ダービー・G1」(1日、東京)
1番人気の
クロワデュノールが好位から鮮やかに抜け出して同世代7950頭の頂点に立った。鞍上の北村友はダービー初制覇。右手を力強く掲げ、何度もパートナーを指さして頑張りをたたえ、喜びを爆発させた。2着は大外から力強く伸びた坂井騎乗の3番人気
マスカレードボール。3着にはルメール騎乗の6番人気
ショウヘイが入った。
7度目のダービー制覇を狙った武豊騎乗の
サトノシャイニングは、大外18番枠から果敢にハナを奪う勢いで先行するも、ゴール寸前で力尽き4着。武豊は「1、2角で来られた時にエキサイトしてしまった。そこが残念です」と、
ホウオウアートマンが途中から逃げる形になった時に行きたがってしまったシーンを悔やんだ。