函館記念、トーセンキャプテンが復活の勝利

2008年07月27日 15:25

 27日、函館競馬場で行われたサマー2000シリーズ第2戦・第44回函館記念(3歳上、GIII・芝2000m)は、藤岡佑介騎手騎乗の4番人気トーセンキャプテン(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)が、中団追走から直線で最内を突いて伸び、1番人気フィールドベアーとの競り合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは2分00秒3(良)。さらに3/4馬身差の3着には2番人気マンハッタンスカイが入った。

 勝ったトーセンキャプテンは、父ジャングルポケット、母は99年クレオパトル賞(仏G3)を制し、英オークス(英G1)4着の日本産馬サンデーピクニック(その父サンデーサイレンス)という血統。04年セレクトセール当歳にて6900万円(税抜)で落札されている。

 昨年1月のデビューから3連勝でアーリントンC(GIII)を制覇。その後、皐月賞(GI)へ向けた調整中に右第3足根骨板状骨折が判明して休養に入った。今年4月の福島民報杯(OP-4着)で約1年2か月ぶりに復帰して以降は4戦して未勝利。前走の巴賞(OP)は4着だった。通算成績8戦4勝(重賞2勝)。

 鞍上の藤岡佑介騎手はスーパーホーネットで制した京王杯スプリングC(GII)に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算11勝目。管理する角居勝彦調教師はウオッカで制した安田記念(GI)に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では25勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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