「新馬戦」(8日、東京)
半兄に
ダノンベルーガ、半姉に
ボンドガールを持ち、24年1歳セレクトセールで3億9000万円(税抜き)の高値がついた
ダノンヒストリー(牡2歳、父
エピファネイア、母コーステッド、美浦・堀)が、期待通りの走りで初陣Vを飾った。主導権奪取から好ラップを刻むと、2着に2馬身半差をつける快逃劇。V時計の1分46秒8は、昨年この新馬戦を勝ってダービー馬に上り詰めた
クロワデュノールにわずか0秒1差という好タイムだった。
断然の1番人気に応えたレーンは「スタートがそこまで速くなかったので、少しサポートして前のポジションを取った。リズム良く行けたが、まだ競馬のことをよく理解していないのでメンタル面で経験が必要。フィジカルやアクションはいいものがあるよ。いい勝ち方でしたね」と、さらなる成長に期待した。