※騎手は想定。その他の登録馬=ステークホルダー57、フィオライア55、ツインクルトーズ55
「函館スプリントS・G3」(14日、函館)
22年V以来、3年ぶりに函館の地から始動する
ナムラクレア。1週前追い切りは、栗東坂路で4F52秒5-11秒9をマーク。充電期間を経て、休み明けを感じさせない動きを見せている。高松宮記念で3年連続の銀メダルとなったが、持ち前の瞬発力はまだまだ健在。秋の大目標スプリンターズSへ向けて、V発進を決める。
昨年3着の
ビッグシーザーは、その後京阪杯で重賞初Vと実績を積み上げての参戦。前走の高松宮記念は逃げて9着に沈んだが、予定していたシルクロードSをハンデの関係で回避するなど、狙い通りの
ステップを踏めなかった影響があった感も。臨戦過程は昨年と同じ。北の大地できっちり賞金を加算して、再びG1の舞台へ。
愛知杯は3着に敗れた
カピリナだが、好位直後で運んで、直線ではいったん先頭に立つ場面。最後は2着争いで頭差見劣ったが、初の芝1400メートルにもしっかり対応して地力強化を印象づけた。主戦場のス
プリント戦で重賞タイトルを奪取して、秋の飛躍につなげる。
連勝中の上がり馬
ジューンブレアも注目の一頭。前走のアクアマリンSは競り合いを制してハナに立ち、直線で後続を突き放す圧巻の逃走劇。4歳を迎えて軌道に乗ってきた。持ち前の
スピードを生かせる開幕馬場は大歓迎。武豊との再コンビも魅力だ。
高松宮記念16着からの反撃に燃える
ウイングレイテスト。昨年は
サトノレーヴの2着に好走し、8歳となった今年初戦のオーシャンSでも3着と衰え知らず。V争いは十分に可能だ。