【函館スプリントS展望】高松宮記念2着のナムラクレアが悲願のG1制覇へ向けて北の大地から始動

2025年06月09日 19:24

※騎手は想定。その他の登録馬=ステークホルダー57、フィオライア55、ツインクルトーズ55

 「函館スプリントS・G3」(14日、函館)

 22年V以来、3年ぶりに函館の地から始動するナムラクレア。1週前追い切りは、栗東坂路で4F52秒5-11秒9をマーク。充電期間を経て、休み明けを感じさせない動きを見せている。高松宮記念で3年連続の銀メダルとなったが、持ち前の瞬発力はまだまだ健在。秋の大目標スプリンターズSへ向けて、V発進を決める。

 昨年3着のビッグシーザーは、その後京阪杯で重賞初Vと実績を積み上げての参戦。前走の高松宮記念は逃げて9着に沈んだが、予定していたシルクロードSをハンデの関係で回避するなど、狙い通りのステップを踏めなかった影響があった感も。臨戦過程は昨年と同じ。北の大地できっちり賞金を加算して、再びG1の舞台へ。

 愛知杯は3着に敗れたカピリナだが、好位直後で運んで、直線ではいったん先頭に立つ場面。最後は2着争いで頭差見劣ったが、初の芝1400メートルにもしっかり対応して地力強化を印象づけた。主戦場のスプリント戦で重賞タイトルを奪取して、秋の飛躍につなげる。

 連勝中の上がり馬ジューンブレアも注目の一頭。前走のアクアマリンSは競り合いを制してハナに立ち、直線で後続を突き放す圧巻の逃走劇。4歳を迎えて軌道に乗ってきた。持ち前のスピードを生かせる開幕馬場は大歓迎。武豊との再コンビも魅力だ。

 高松宮記念16着からの反撃に燃えるウイングレイテスト。昨年はサトノレーヴの2着に好走し、8歳となった今年初戦のオーシャンSでも3着と衰え知らず。V争いは十分に可能だ。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。