UHB杯2025に出走予定のレオテミス(今年1月撮影、ユーザー提供:ヨシ!さん)
日曜函館メインはUHB杯(3歳上・3勝クラス・芝1200m)。北海道文化放送の冠が付いた電撃戦の傾向を、20年以降の同舞台の3勝クラス・全10鞍の人気別、脚質別、枠順別、ローテーション別の成績から探りたい。
人気別の成績を見ると、波乱傾向が明白だ。1番人気は【2-1-1-6】、2番人気は【1-3-0-6】だから、ともに信頼度はイマイチ。一方で2桁人気が5頭も馬券に絡んでいる。ちなみに4回の6桁配当を含め、全10鞍の3連単が万馬券だった。
続いて脚質別成績だが、あえていえば好位〜中団組が優勢。ただ、今年は相当な高速馬場とあって、例年よりもワンポジション前ぐらいがベストかも。また、枠順は内外で大差なしだが、こちらも今年の馬場を考慮すると内有利になる可能性が高い。
最後にローテーションに注目したい。実は勝ち馬10頭は例外なく、前走も1200mだった。中でも中山芝1200mからの臨戦だった馬が【3-2-1-9】の好成績だ。昨年のUHB杯では該当馬5頭出走で馬券圏内を独占し、3連単は15万円超えの波乱に。今年はイルクオーレ、オードゥメール、トーセンサンダー、レオテミスの4頭から目が離せない。