アルカディアカフェの半兄のカフェファラオ(22年2月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん)
21年と22年のフェブラリーSを連覇した
カフェファラオの半弟となる
アルカディアカフェ(牡2、美浦・堀宣行厩舎)が、土曜東京6Rの2歳新馬(ダ1400m)でデビュー勝ちを狙う。
アルカディアカフェは父
Into Mischief、母Mary's Follies、母の父More Than Readyの血統。父は19年から24年まで6年連続で北米リーディングサイアーを獲得している名種牡馬。半兄の
カフェファラオは21年と22年のフェブラリーS、22年の南部杯を含め、重賞を5勝している。さらに同じく
ルクソールカフェは今年のヒヤシンスSと伏竜Sを制し、米G1・ケンタッキーダービー(12着)にも参戦。また、半姉のリーガル
グローリー(
Regal Glory)は21年と22年の
メイトリアークSを連覇するなど、米G1を4勝している。24年の米キーンランド・セプテンバーセールでは55万ドルで取引された。
ここまで堀厩舎らしく、時間をかけて乗り込まれてきた。一旦は攻めを緩めた時期もあったが、今週のWでは好時計をマーク。態勢は整っているとみていいだろう。偉大な兄姉の背中を追って、まずは圧巻のデビュー勝ちとなることを期待したい。