7月2日(水)に大井競馬場、ダート2000mで行われる帝王賞。すでにその選定馬16頭は発表になっているが、そのうちの1頭、ラムジェット(栗東・佐々木晶三厩舎)。同じ舞台で東京ダービーを勝利しており、その時以来の勝利を狙う。
今朝19日はレースに向けた追い切り。主戦の三浦皇成騎手が跨り、CWで単走。前半はゆったりしたフットワークで15秒台のペースを維持。この馬らしく、一定のスピード感で走るため、特に見映えするような感じではない。
4コーナーからラップ自体は少し速くなったが、体の使い方が特に変化したように見えないのだが、それもこの馬の特徴。それでいながら、最後の直線はしっかり11秒台まで加速して、余力を残した形でフィニッシュした。
時計は6F83.5〜5F68.2〜4F53.0〜3F37.5〜2F23.2〜1F11.3秒。1週前追い切りに比べると6F時計は遅くなっているが、最後の直線は加速ラップ。海外遠征帰りにはなるが、体調に関しては好走時と変わりないと判断できるだろう。
(取材・文:井内利彰)