バーデンバーデンC2025に出走予定のアンゴラブラック(撮影:下野雄規)
土曜福島メインのバーデンバーデンカップ(3歳上・3勝クラス・芝2000m)は今年から大きく条件が変わった。ここでは20年以降に同舞台で行われた3勝クラス・全5鞍の人気別、脚質別、枠順別、血統別の成績から、傾向を探りたい。
まずは人気だが、1番人気は【1-1-1-2】、2番人気は【1-0-0-4】、3番人気は【0-1-0-4】なので、いずれもアテにできない感じ。一方、2桁人気は2頭が馬券に絡んでいるので、波乱傾向といえる。続いては脚質だが、逃げ馬が【1-2-0-3】と好成績。21年の阿武隈Sでは12番人気のエターナルヴィテスが2着に粘り込み、24年の阿武隈Sでは4番人気のウインシュクランが勝利している。枠順は内から外までフラットなので、気にする必要はない。
最後に血統だが、父or母の父がキングマンボ系の馬が【2-2-1-7】の勝率17%、複勝率42%の好成績。穴馬の激走も多いので要注目したい。