現地で調整するペプチドソレイユ。(カメラ・水納 愛美)
◆大沼S・3歳上オープン・リステッド(7月6日、函館・ダート1700メートル)
ペプチドソレイユ(牡5歳、栗東・武英智厩舎、父
コパノリッキー)がオープン初勝利を狙う。函館滞在は初めてで、荻野助手は「向こう(栗東)にいるときより、雰囲気はいい。ムキになるときがあるけど、こっちにきてから調教は穏やかにできている」と滞在効果を実感する。
デビューから5戦4勝でオープン入り。しかしその後は6戦して平城京Sの8着が最高と、壁にぶつかっている。荻野助手は「(敗因は)メンタルだと思う。まくったときに気持ちが継続できなかったりする」と分析した。
同厩の
ペプチドナイルは23年にこのレースを制し、翌年フェブラリーSを勝った。「オープンでもやれる。能力はあるんでね」と同助手。ここを
ステップに、先輩に続く活躍を見せる。