【POG】レジェンドとマルガが初コンタクト 武豊「すごく乗り味がいいね」/馬三郎のつぶやき

2025年07月02日 18:27

デビューを目指すマルガ(写真は6月3日)(c)netkeiba、撮影:井内利彰

マルガ(2日・堀尾)

 ソダシの半妹として話題の白毛馬マルガ(牝2歳、栗東・須貝、父モーリス、母ブチコ)がこの日、武豊を背に函館芝で追い切られた。初コンタクトの鞍上は「血統的に内に秘めたものが強く、前進気勢の強い走り。口が難しいけど、芝向きの走りですごく乗り味がいいね」と好感触だった。12日の函館5R・2歳新馬(芝1800m)でデビューを予定している。

ベレシート(2日・城谷)

 先週も当欄で紹介したベレシート(牡2歳、栗東・斉藤崇、父エピファネイア、母クロノジェネシス)がこの日、栗東CWで初の本格的な追い切りを消化した。団野を背に僚馬2頭を追走。直線でビッシリと追われた相手を尻目に馬なりのままインからスッと加速すると、一気に抜き去り6F85秒7-37秒5-11秒3で最先着を果たした。まだ緩い馬体を持て余し気味の走りではあったものの、脚力と搭載エンジンは相当なもの。順調に育てばかなりの大物に成長するかもしれない。ダービー馬クロワデュノールに続き、斉藤崇厩舎が大きくクローズアップされる予感も-。

アートバーゼル(2日・石堂)

 叔父は21年ホープフルSの勝ち馬キラーアビリティ、半兄に今年の青葉賞3着馬ゲルチュタールを持つアートバーゼル(牝2歳、美浦・宮田、父エピファネイア、母キラービューティ)がこの日、美浦坂路をキャンターで駆け上がり、ラスト2Fは30秒7-15秒1と大きめに流した。気負った面は見られず、フットワークが軽快で馬体のバランスもいい。これからの調整に注目したい一頭だ。

ブレナヴォン(2日・竹村)

 インディチャンプ産駒のブレナヴォン(牡2歳、栗東・池江、母ラナモン)がこの日、栗東CWで3頭併せを行った。4F過ぎからペースアップしてしまいを伸ばす内容。馬なりのまま加速しラストはスパッと切れた。タイムも3F37秒4-11秒1と上々で、追うごとに素軽さが出てきている。半兄バハルダールは昨夏にオープンの名鉄杯をV。どんな成長を見せるのか楽しみだ。

サノノサンダー(2日・石渡)

 現役時代にダートで4勝を挙げたクロフネビームスを母に持つサノノサンダー(牡2歳、美浦・中舘、父カリフォルニアクローム)が入厩。この日は美浦坂路を軽めのキャンターで駆け上がり、ラスト1Fは15秒9と大きめになった。まだ全体的な緩さを残す一方、力感十分のフットワークが好印象。この馬も砂が活躍の場か。

ハッピーエンジェル(2日・玉川)

 先週福島の新馬戦(芝1200m)を快勝したハッピーエンジェル(牝2歳、美浦・武市)に、師は「少しソエが出たからね」と説明。次走に関しては決めかねている様子だった。

エチゴドラゴン(2日・河西)

 以前にも当欄で取り上げたエチゴドラゴン(牡2歳、栗東・宮本、父リアルスティール、母ラハイナII)がこの日、栗東CWで6F83秒2-11秒1(一杯)をマークした。先行する僚馬の内からスパッと伸びて豪快に先着。2週続けてラスト1Fは11秒台前半を記録と高い脚力を示している。初陣を楽しみに待ちたい。

ミッキーマーメイド(2日・竹原)

 全姉に今春の牝馬クラシックで注目を集めたエリカエクスプレスを持つミッキーマーメイド(牝2歳、栗東・福永、父エピファネイア、母エンタイスド)がこの日、栗東CWで6F77秒9-36秒4-12秒0(一杯)の猛時計。僚馬イニシオ(2歳新馬)に0秒9先着した。6Fで2秒追走し、直線の追い比べでグイッと伸びた内容は活気満点。これがまだ3本目の追い切りながら、今後の動向が注目される。

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