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コルテオソレイユ(2日・浜口)
夏場の栗東坂路は例年時計が速くなりやすく、好天で良馬場のこの日も1F11秒台が頻発となった。そんななか、数字面だけでなく動きの良さも光ったのが
コルテオソレイユ(牡2歳、栗東・佐藤悠、父
ウインブライト、母ファンシャン)だ。1回目のハロー(馬場整地)直後に僚馬
メードス(4歳1勝クラス)と併せ馬を行い、豪快なアクションで1馬身ほど先着。デビュー前の2歳馬とは思えない加速力を発揮し、時計も4F53秒9-11秒6(一杯)と水準を大きく上回っていた。出たとこ勝ちの感触。土曜福島4R・2歳新馬(芝1200m)への出走を予定している。
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ロードオブキング(2日・武山)
日曜福島7R・3歳未勝利(芝2000m)に出走する
ロードオブキング(牡3歳、美浦・中川)は前走7着。ただ当時は、スローの前残り決着だっただけに仕方がない部分もある。「少しずつ成長している。まだ口向きの難しさがあるけれど、改善されつつあるし現時点では右回りの方がスムーズに走る」と師はうなずく。ここは前進を期待したい一戦となる。
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ジャスティンアース(2日・紺谷)
日曜函館11R・大沼S(ダート1700m)に登録している
ジャスティンアース(牡4歳、栗東・杉山晴)がこの日、函館Wで武豊を背に追い切られ5F69秒2-40秒8-13秒2(馬なり)をマーク。力強い動きを見せた。オープンへの昇級初戦となった前走・栗東S3着後もいい状態をキープしている。
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ダンテバローズ(2日・赤木)
4月福島の吾妻小富士Sでオープン初勝利を飾った
ダンテバローズ(牡5歳、栗東・上村)が、日曜函館11R・大沼S(ダート1700m)に出走する。「思っていた通りの走りだった」と師が前走を振り返るように、小回りの千七でそれまでの詰めの甘さを払拭。適性の高さを示した。その後はここに向けて乗り込まれ、先週水曜に函館入り。「暑さに弱い馬だけれど、まだ涼しい時に仕上げられたことは大きい」と順調な調整ぶりをアピールする。「ここでもいい競馬を」とオープン連勝に期待を寄せていた。
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ヨシノイースター(2日・常木)
日曜小倉11R・北九州記念(芝1200m)に出走する
ヨシノイースター(牡7歳、栗東・中尾)は、内田博とコンビ初結成となった前走の春雷Sを快勝。昨年2着に好走したレースで重賞獲りへ挑む。鞍上は「前回はうまくゲートを出られましたし、先行力もありますね。ペースが速くなりやすいコースなので、そのあたりに気をつけながら乗りたいです」と意気込みを語っていた。
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