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米G1で激闘シーザリオとシンハリーズの血受け継ぐ

2025年07月04日 05:05

05年アメリカンオークスを制したシーザリオ(AP)

 【競馬人生劇場・平松さとし】

 1日の本紙スポニチ紙上でアランカール(牝2歳、栗東・斉藤崇厩舎)に関する記事が掲載された。

 今週土曜日、福島競馬場で行われる芝1800メートルの牝馬限定新馬戦。ここでデビューを予定しているのが、このアランカールだ。

 父は、2013年の菊花賞(G1)と翌14年のジャパンC(G1)を制したエピファネイア。母は、16年のオークス(G1)を制したシンハライト。さらに血統をさかのぼると、父の父は02、03年に天皇賞・秋(G1)と有馬記念(G1)をそれぞれ連覇したシンボリクリスエス。母の父は、05年の3冠馬であり、史上最強馬とも称されるディープインパクトだ。これだけでも十分に良血と言えるが、さらに興味深いエピソードが、両親の“母”にある。

 まず、父エピファネイアの母はシーザリオ。同馬は05年にオークス(G1)を制し、勇躍、米国遠征。3歳牝馬の既定路線として当時定番だったアメリカンオークス(G1)に出走し、日本馬として史上初めて米国の芝G1を制する快挙を成し遂げた。

 当時、管理していた角居勝彦調教師(引退)は、次のように語っていた。

 「シーザリオが高い能力の持ち主なのは分かっていましたが、米国やヨーロッパには強い馬がたくさんいるので、どこまで通用するかはやってみないと分かりませんでした。でも、結果としてこれだけ強い勝ち方をしてくれて、シーザリオには感謝ですね」

 ちなみにこの時、シーザリオが2着につけた差は4馬身。そして、その2着馬からさらに1馬身半差の3着でゴールしたのが、英国と米国で通算3勝を挙げたシンハリーズだった。シンハリーズは後のシンハライトの母、すなわちアランカールの母の母にあたる。

 つまり、アランカールの父の母と、母の母は、20年前の米国で同じG1レースに出走し、覇を競っていたというわけである。ちなみにそのアメリカンオークスが行われたのは現地時間7月3日、日本時間では4日。まさにちょうど20年前のことだった。 (フリーライター)

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