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【北九州記念】クラスペディア「うなる感じ」小崎綾也騎手7年ぶり重賞タイトルへ手応え

2025年07月04日 07:00

坂路で力強い動きを見せたクラスペディア

◆北九州記念追い切り(3日・栗東トレセン)

 サマースプリントシリーズ第2戦、第60回北九州記念・G3(6日、小倉)の出走馬が3日、確定した。葵Sで2着だった3歳馬クラスペディアは唯一の木曜追い。栗東・坂路をパワフルに駆け上がり、重賞初制覇へ万全の態勢を整えた。デビューから手綱を執る小崎綾也騎手(30)=栗東・フリー=は「古馬とやれるスピードもある」と自身7年ぶりのタイトルへ手応え。枠順は4日に決まる。

 時計以上のスピード感で好仕上がりをアピールした。クラスペディアは栗東・坂路を単走。前進気勢も旺盛にラストの伸び脚は迫力十分。53秒0―12秒0でパワフルに駆け上がった。「今週に入ってから、うなる感じになってきた。レースモードになっていますね」と手綱を執った小崎は満足そうにうなずいた。

 1週前の先月26日には栗東・CWコースで6ハロン77秒8―11秒9。当日の一番時計をマークし、自己ベストも更新した。「最初からスピードのある馬でしたが、全体的にベースアップしていますね」。デビューから今回で8戦連続のコンビ。23年のドイツなど4か国で海外修業してきた鞍上が、追い切り日以外も可能な限り調教に騎乗。コンタクトを深め、折り合い面や手前の替え方などの課題を“二人三脚”でクリアしてきた。

 「これだけ継続で乗せてもらえることも少ないので、それで結果が出ればうれしい。テン乗りの一発回答も技術が問われるのでうれしいですが、チーム一丸でやっているので」と小崎。勝てば18年函館2歳Sのアスターペガサス以来、自身約7年ぶり2度目の重賞ゲットとなる。開業2年目の河嶋厩舎にとっては、重賞初制覇がかかる一戦。これまで積み上げてきたものを結果で示すときがきた。

 古馬とは初対戦だが、斤量面で有利な3歳馬。2着に逃げ粘った前走・葵Sと同様、ハナを主張するつもりだ。「スピードを生かして逃げたい。古馬とやれるスピードもあると思います」。手塩にかけたミスターメロディ産駒と夏の小倉で軽快なリズムを刻み、先頭でゴールを駆け抜ける。

(戸田 和彦)

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